口実作り

恥ずかしいことはなるべく伏せたい

ある失敗をしてしまい情けなく思い自分に喝を入れるべく自分のほっぺを右で平手打ちしたのだが
当たり所が悪く薬指の第1関節部分が腫れてしまった。
自傷行為をした挙句指を負傷してしまうとは情けない。
その日の午前中は電子レンジなど重たいものを運んでいたのだが
薬指が腫れた原因とは全く別で腫れた後にしたことである。
一旦氷で冷やして、ドラックストアに寄ったのだが
急ぎで探している時間がないため店員に薬指の腫を見せて炎症を抑えるものはないか聞いてみたら
「その指どうしたんですか?」と聞かれた。
正直に「自分のほっぺを右で平手打ちしてこうなったんです」なんて言えないし恥ずかしすぎる。
重たいものを運んでいたのでそれを理由に
「重たいもの運んでいたのですがその時負荷がかかってしまって」っと言った。
店員からフェイタスという湿布剤を勧められ
指に合うサイズに切ってテープ止めするようにと言われそれを買うことにした。
人には言えない恥ずかしいことでアクシデントを起こしてしまった際
それを説明することは誰もしたくないだろうし隠したくもなるだろう。
そんな経験したことが自分も何度もありその度に誤魔化していた。
今回はちょっとしたアクシデントであるが自傷行為でそうなったので何とも言えないが
重たいものを運んでいたこともありそれを口実にできた。
そう言ったことで年々口実作りがうまくなってきた。
だが取り返しのつかないことを起こしてしまった場合などは口実を作らず正直に言うべきである。
飽くまでどうでもいいことや自分でリカバリーできる場合に限るだろう。

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